ふかす
何だかの理由で既存の位置や形状よりも、手前へ増す方向に新たに形状を設けること。
壁の場合はふかし壁と言い、既存の壁の手前側に新たに壁を設ける。
その理由は様々だが、
- 壁の立ちや通りの調整
- 配管や配線のスペース確保
- 収まりや意匠的な目的
- 下地の強化や補強のため
など、色々な状況下でよく見られる収め方のひとつである。
ふかすことによって、本来あった部屋のスペースや空間は狭くなる。
また、建物を持ち上げる事も「ふかす」と呼ばれる。


甚五郎
画像の例だと、
胴縁×2+ボードで44㎜ほど
既存の壁よりふいてきています
こぼち(こぼし)
壊すの意味。建築では解体工事や取り壊し作業の事。

感じで書くと、「毀ち」
一般的には「こぼし」とか「こぼす」と言いますが、建築ではなぜか、
「こぼち」とか「こぼつ」と呼ぶ方が多い。

はむお
語尾が ち とか、つ になると、
何だか、幼児語みたいだな。

甚五郎
それ、嫌いじゃない。

はむお
え…。