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【インニッサン】大工用語がわからない!?建築現場で使う専門用語の意味を解説 《木材編》

木材一二三 大工の専門用語
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インニッサン ・イーニッサ

又はイイニッサンとも呼ばれる。
関東の方ではよく使われるが関西では馴染みが薄い。
どちらかと言うと関西は寸三の方を多用する傾向にある。

寸三と同じく寸法呼称。
元来は、 一寸二分×一寸三分 ( 36ミリ×39ミリ )の意味。

現在は、27×40 (又は30×40)の材
   (約一寸×一寸三分)

はむお
はむお

じゃ、インインサンでよくね?

甚五郎
甚五郎

わしも、そう思う。
以前、
関東から来た大工に、はむお君と同じことを聞いた。
ま、寸三も実際は一寸一分五厘だから、
インインゴだけどね。

はむお
はむお

それ、誰も言わん。

関西では、マンション間柱って言う場合もある。

マンションの内装間仕切り下地によく使われるからね。

はむお
はむお

小さな材にして材料費ケチるんか

甚五郎
甚五郎

いや、小さな材でスペース確保するためじゃ。

マンションは空間が限られてるから、
極力壁厚は小さく抑えて空間を広く使いたいんじゃ。

はむお
はむお

なるほど

木材123
画像はホワイトウッドのインニッサン

用途は下地材によく使われる。
長さは2~4m 壁専用の2.7mの定尺もある。
関西では天井下地よりも、マンションなどの薄壁間仕切りに使われることが多い。

新建材の既製品のドア枠で言うと、
見込み幅、90ミリの固定枠の場合はこのタイプの下地材になる

メリット

メリットは、小さくて軽く、取り回しが良い

デメリット

材が反りやすく、強度が弱いのがデメリットである。
大節があると極端に弱くなるので材の選定は注意が必要。

最近は変形が少なく、強度が安定しているLVL等の加工材が
好まれて使われてることが多い。

123と寸三比較
一二三と寸三 大きさ比較
甚五郎
甚五郎

【追記】
最近はインイッサンとも
呼ばれてるらしい。

はむお
はむお

ほら、な。

甚五郎
甚五郎

たまにはいい事も言う
はむお君でした。めでたし。

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